仲の悪い両親に育てられた子どもについてもう少し考えてみたよ

つまり俺の話。仲の悪いことが子どもに決定的な影響を与えるとしたら、仲の悪いことによって、子どもに気がまわらなくなること。だけど、うちの家庭に関して言えば、そうでもなかった。各々、勝手に俺を育ててくれた。まあ両親がそろって、計画的に子どもをしつける家庭などそうそうないと思うので(勘だけど)、その点では仲のよい家庭とさほど変わらないと思ってる。
で、結論を言えば、子どもは親を相対的に評価できるようになれば環境がなんであろうと子育ては成功なのではないか。子どもは親の思想の奴隷なので、つまり親を相対化するということは自分の環境を相対化すること、すなわち自分を相対化することにつながると思う。